今回のVPN規制,3つの特徴と見通し,そして対策について(2018-08-15)

 

こんにちは。かべネコです。

7月20日から本格的に始まった今回の規制。3週間が過ぎますが,まだ続いています。かべ超えするネコにとっても,ユーザー様にとっても,サーバーの変更作業の面倒が続いています。

今回の規制の特徴は3つ

(1)毎回,中国時間午前0時に規制が入る
(2)L2TPのみへの規制。PPTP,Shadowsocksは大丈夫
(3)新しいサーバーにはほぼ2日毎に規制

 

ピッタリ午前0時の規制

今朝(2018年8月15日)も日本時間 午前1時に遮断されたことを確認して,急遽,新サーバーを早朝午前5時(中国時間午前4時)にリリースしたところです。

かべネコではサーバーへの接続数をモニターしていますが,このグラフのように丁度日本時間1時 つまり中国時間0時に遮断されます。接続数がゼロに落ちています。

従来,遮断時刻は結構バラバラでした。夕方に遮断されることが多かったのですが,最近は時間指定できるようになったのでしょう。

夕方というのは,多くの人がネット利用を激しく始める時間帯です。夕方に遮断すると,もしかしたら在中外国人への影響が大きいので,真夜中への遮断にしたのかも知れません。でもかべネコVPNでは24時間ユーザーが大勢おられますので,このグラフのように影響は甚大です。

L2TPに厳しい規制

今回の大きな特徴はL2TPが厳しく規制されていることです。L2TP方式は特にiPhone等,Apple製品で標準実装されている形式なので,アプリ不要で使えるのが良いのですが,これが狙い撃ちされています。

L2TP以外の,PPTP及びShadowsocksは全国的に見ると影響を受けていないです。ただし,今回の規制と関連あるかも知れませんが,地域的にネットそのものが不安定になっているところもあるようです。そのような地域ではPPTPもShadowsocksも遅くなります。

その場合,こちらの対策もお試しください。

・接続できないとき,遅いとき

なお,L2TPを全面規制しようと思えば簡単にできるのに,なぜ通信を通すのか不思議です。L2TPを全面規制するのは技術的には超簡単です(L2TPが使うポート1701 番を閉じるコマンド一つでOK)。

なのに,使える時間を与えてくれるのは在中外国人の便宜のためと善意に解釈しています。

 

ほぼ2日毎に規制

午前0時の規制とともに,今回の特徴はほぼ2日毎に規制されていることです。これまで,こんなに規則正しい規制はなかったと記憶しています。そして,かべネコは午前4時過ぎ(JST)に,サーバー・リリース作業することがルーティンワーク化しています。寝るのが好きなネコにとって,なかなか厳しいのですが,しかし,大勢のユーザー様が利用再開を待っておられるのを思うと,サーバーリリースを遅らせるわけにはゆきません。皆さまが,朝,仕事でネットを使い始める前には準備できることを目指しています。

※ 新サーバーのお知らせは,毎回,全ユーザー様に同報配信メールでお知らせしています。

 

いつまで規制が続くのか?

いつまで,この規制が続くのかは,おそらく北戴河会議がいつ終わるかにかかっていると考えています。ただ,幹部の親睦を兼ねたリゾート地での非公開会議ですので,いつ終わるか不明です。かべネコはネコですから会議の内容には関心なく,いつ終わるのかだけに関心があります。

新唐人電視台の記事によればは8月13日も続いているようです。

また,BackChinaによれば「北戴河會議的例牌日期,是七月下旬到八月中旬左右」ということですので,8月中旬までだそうです。8月旬というのは旬が始まる前ですから,長くて8月19日ということになるのでしょう。いずれにしても中国要人の動向が報じられるようになれば,北戴河会議が終了したことは確実になります。

もしも,もしも,起きて欲しくないですが,8月下旬になってもVPN規制が続くとすれば,それは規制の常態化ということになりますので,とても困った事態になります。使えるIPが枯渇する事態も心配しなければなりません。

 

L2TP規制の常態化対策

対策としましては,Windowsユーザー,Andoroidユーザーの方はPPTP,Shadowsocksの設定をお願いします。

Apple製品ユーザーの方は,Shadowsocksのセットもお願いします。

業務でご利用の方はぜひビジネスプランのご利用をご検討下さい。2ヶ月間無償で評価いただけます。

 

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